日本サッカー協会会長の宮本恒靖氏が、日本代表のワールドカップ(W杯)ドキュメンタリーの発表イベントに出席し、インタビューに応じた。

ワールドカップは、世界中のフットボールに関わる全ての人にとって特別な大会です。
喜びと悔しさ、言葉に尽くせない無数の瞬間があります。もちろん、その中心にはピッチに立つ選手たちがいます。しかし、選手たちがその舞台にたどり着く前には、彼らを育んだ人々、支えた人々、そして彼らが最大限の能力を発揮できるよう、同じ気持ちで準備し、戦い続けてきた多くの人々がいます。
ワールドカップは、その国のフットボールが長い時間をかけて積み上げてきたものそのものが表れる大会だと信じています。今回、SAMURAI BLUE(日本代表)もまた、多くの人々の希望と日本サッカーが積み上げてきた全てを背負って世界に挑みました。
この作品は、大会期間中のチームの姿だけでなく、まさにその舞台を経験したからこそ生まれた様々な思いが描かれています。結果だけでは見えない葛藤と成長、世界と戦うことで得られた自信と確かな手応え、そして直面した課題。これら全てが、日本サッカーが次なる一歩を踏み出すための重要な財産です。
私自身も選手としてワールドカップを経験しました。あの舞台で感じた成果と悔しさ、そしてそこで認識した世界との距離は、その後の私に大きな影響を与えました。大会が終わり、時間が経って初めて明確になることもあります。
今回、私たちが目指した「最高の景色」には届きませんでした。この事実と悔しさには真摯に向き合わなければなりません。
一方で、この大会を通じて、これまでの日本サッカーの積み上げ、そして世界と伍して戦える機会が確かに増していることも感じました。しかし、世界もまた常に進化しています。
だからこそ、得られた成果を次への一歩への自信に変え、見えてきた課題から目を背けず、前へ進み続けなければなりません。
そして、この挑戦は日本代表だけのものにとどまりません。
現地から、日本から、そして世界中から声援を送ってくれた無数のファン・サポーターの皆さんも、このワールドカップで共に戦った仲間です。喜びも悔しさも分かち合った全ての皆さんに、改めて心から感謝申し上げます。
この作品を通じて、SAMURAI BLUEが見た景色だけでなく、その背景にあった様々な思いや支え、そして日本サッカーが積み上げてきたものを感じていただけたら幸いです。
全ての経験を次への一歩に繋げます。
「最高の景色」への挑戦は、これからも続きます。
この経験を力に変え、日本サッカーに関わる全ての仲間たちと共に、再び世界に挑みたいと思います。
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Tsuneyasu Miyamoto
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